Lucky #1 [paintings]
好きな映画 [movie]
最近、レンタルDVDを見まくった。
中でも個人的に良かったと思えるものは・・・
1. 『砂と霧の家 』(2003年)
久々にいい映画だった。涙が出た。人間のちょっとした怠慢さと欲が、
一つの美しい家族を消滅させてしまう、という内容の悲しい映画。
http://www.dreamworks.com/houseofsandandfog/index_nofl.html
2. 『Before Sunrise』(1995年)
列車でウィーンへ向かうアメリカ人の青年が、車中でフランス人の女学生に出会う。
そして二人はウィーンで一夜を過ごすこととなった。
夜明けを迎えるまでの間の二人の愛を描いた作品。1995年ベルリン映画祭銀熊賞受賞。
一つ一つの台詞がいい。何度も観たくなるような映画。
2004年に続編となる『Before Sunset』が公開されているがまだ見ていない。
http://wip.warnerbros.com/beforesunset/
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その他、好きな映画
『Betty Blue』 『アメリカン・ビューティー』 『アマデウス』 『イージー・ライダー』
『チューブ・テイルズ』 ・・・・
Poco #3 [paintings]
mirror [poem]
10年ぶりに再会した親友を見つめるように
鏡の中の自分を見つめてみた
俺の前に
うす汚れて疲れきった男がひとり
見窄らしくて弱々しくて
見ていて苛立ちすら覚えるような男
・・・でもそいつのことは
昔は大好きだった・・・
そんな奴をこの世の中から消すなんて
そんな可哀相なことはできない
たったひとりのかけがえのない友だちじゃないか
こいつを救おう
WOLFGANG AMADEUS MOZART [music]
映画「アマデウス」は史実とは若干異なる”物語”ではあるが・・・
今でも時々観たくなる素晴らしい映画だ。
実際のモーツァルトは死の直前、ベットで弟子のジェスマイヤーに、自分の死後「レクイエム」を仕上げる方法(オーケストレーションなど)を説明していたらしい。
(レクイエムの出来上がっている部分を音合わせしたとき、モーツァルトは自分の作ったメロディーの美しさと死をむかえなければならない悲しさで涙したという)
夜になってモーツァルトの様態は益々悪化した。
芝居の鑑賞をしていた医者がようやく訪れた時には、既に額が火のように熱くなっていた。
そして冷たい湿布を額に乗せた時、モーツァルトは意識を失った。
モーツァルトが最後にしていた事は、レクイエムのティンパニーのパッセージを口ずさもうとすることだった。(コンスタンツェの妹、ゾフィーの手紙より)
上の絵は、モーツァルトが生涯愛し続けたといわれるアロイジア(コンスタンツェの姉)と結婚したヨーゼフ・ランゲが描いたもの。
コンスタンツェいわくモーツァルトに最も似ている肖像画なのだが、ランゲは途中で描く事を放棄してしまった。
僕はモーツァルトの全ての曲を聴いたわけではないが、やはり交響曲第41番「ジュピター」の第4楽章が一番好きだ。
この曲を超える音楽を聴いた事がないし、これからも超える事はないだろう。