disappearing moment #25 [poem]
視るためにゼロから描く作業は気楽で楽しい。
未来を想像するような自由さがある。
視えたものを残す為にはそれ相応の経験と知識が必要だ。
たとえ未来でさえも、自分の中では過去になる。
すべてにおいて拘束されるようなものだ。自由とは程遠い。
自分をそこまで拘束する理由は「自由」を提供するためだ。
disappearing moment #24 [poem]
「おまえはアレなんだよ!!」
...そんな幻聴が聞こえた気がした。
ほろ苦い自分をユーモラスに表現しているんだ。
もう一人の自分が勝手に...。
disappearing moment #23 [poem]
無数の扉が整然と並んでいる。
扉にはそれぞれ名前がつけられてある。
僕は偶然見つけた『運命(見当違いかも知れない)』という名の扉を開いた。
disappearing moment #22 [poem]
その偶然は必然なのか。
必然だとすれば、それは運命なのか。
それとも全くの見当違いなのか。
disappearing moment #21 [poem]
今日はとても穏やかだ。こんな穏やかな日も珍しい。
そしてこの穏やかで無聊な光景を憧憬し、自失する。
disappearing moment #20 [poem]
僕が動くと君は目を背ける
僕が声を出すと君は耳を塞ぐ
disappearing moment #19 [poem]
吹けば飛びそうなくらい軽いんだよ
それでいて自分は
それでいて自分は
それでいて自分は