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自我の脱中心 [reflections]

【自己中心的自我】


主体の世界(価値観)が最重要視されていて、客体は常に主体の世界に配置される。
したがって他者は、自己の中で完結される。
そのため自己中心的人間の多くは客観視することができずに、
主体と客体との間に存在する「自己(もしくは他者)」の認識にズレが生じ、
不和が生まれることもある。






【客観視】


対象の客体の世界(価値観)を最重要視する。(自己の消滅。脱中心)
その世界に、それまでの自己(主体)を再配置する。
客体を通して主体を見極める。(主体そのものを疑う)
客体の世界の中に、新たな自己の必然性が生まれる。
その結果、他者と自己との間に主体と客体の境界線が消え、調和した波長が生まれる。
ところが主体は完全に無くなることはなく、客体の世界の中心に居ようとする自我が生まれる。
その瞬間、主体は中心へと逆戻りし、客体は主体の世界に再配置される。
(客観視に関する上記の文はどこかで読んだ本からなのか、自分の言葉なのか、
もう記憶が定かではない。
もしもこの文と同じ内容のものがどこかの本の中にあるのであればご指摘頂きたい)


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