2010-04-02 [diary]
上の絵は、つい先程、30分くらいで描き上げたものです。
4年前にこのような映像を幻視したのですが、
その時とっさにスケッチしたものをもとに再現しました。
もともと明解な映像なので、構図も含めて再現率は高いと思います。
(かといっても証明のしようがありません)
なぜ今になって描いたのかというと、
(ストラヴィンスキー風に言及すれば)”後継者たちの共通性”を断片的に表象していて、
この絵の導入には相応しいと判断したからです。
(ちょっと大げさで、しかも非常に伝わり辛いですね。いいんです。わからなくて...)
共通性という部分でいえばヴェルナー・パントンのテキスタイル・デザインにもそれは見られます。
私の場合は、オートマティスムを利用し、根底にはアンフォルメル的概念があり、
源流はシュルレアリスムですが、それはほとんど技法についての話です。
ここから私の、他者のような自己との戦いが始まります。
私は全力で勝利を目指しますが、同時に負けることも期待しています。
私が生きている限り、それが止むことなく続いてゆくべきだからです。